特徴と必要性

BCPの必要性

企業を襲うアクシデントによる損失の度合いが企業体力以上に膨れたときに、事業継続が不可能な事態に陥ります。このような事態を回避するためには、生産、営業、流通といった事業活動をいかに早く再開して価値を生み出す量を増やし、企業体力を損失が上回る前に収支のバランスを正常に戻すことが必要です。損失の度合いは、「欠損している量 × 欠損している時間」の合計であり、短期的には重要な事業活動に絞って事業を復旧させ、長期的には目標とする期間で災害発生前の水準に戻すべく事業の再構築を行います。

BCP計画の各フェーズの状況にもよりますが、「発動」、「業務再開」フェーズにおいては、現状の把握と限られたリソースで出来る範囲での最大最速の事業再開のための行動が必要となり、安否確認システムの活用もこのフェーズに位置づけられることが多いです。また、「事業回復」、「完全復旧」のフェーズにおいては、取引先との関係や復旧不可能となった設備、人員によって引き起こされる欠損をどこで穴埋め、もしくはリストラなどを行って、継続的な黒字の事業活動に戻してゆくかの判断を行います。

これらを遂行する際に、どれが収益に深く関係する重要事業であるか、また、重要事業を復旧させるために必要な要素をあらかじめ定義しておかないと、緊急時に順序を間違えたり、必要な措置を取らなかったりすることで、体力の少ない災害直後の時期に重大な危機に陥ります。これを回避するためにBCPの策定が必要なのです。

無料お試しの申込みはこちら